”ソルテッドエッグ”に注目!病みつき間違いなしのシンガポール土産


旅行に行くと楽しいのがお土産探し。バラマキ用としてもお菓子は定番のお土産でしょう。

土産物屋さんや免税店で買うのもよいですが、スーパーやコンビニ、専門店で買えば、現地ならではのフレーバー菓子や流行りの商品を手に入れることができます。

シンガポールでは今、あるフレーバーのポテトチップスが大人気!日本では、まず味わうことができないそのフレーバーとは?


■シンガポールは空前の”ソルテッドエッグ”ブーム!

ソルテッドエッグ?塩卵?「茹で卵に塩をかけるのがブームなの?」と思われがちですが、ちょっと違います。

中国圏のアジア諸国では、茹で卵をスパイスやハーブ入りの塩水に漬けておく「塩漬け卵」をよく食べています。それは、ニワトリの卵ではなく、アヒルの卵です。お粥のトッピングや野菜炒め、サラダに入っていたりします。アヒルの卵は特に濃厚で塩水につかっている分、塩気がとても強いです。

         タイで売っているアヒルのソルテッドエッグ。

そんなソルテッドエッグフレーバーのポテトチップスが、シンガポールで大人気!

元々、塩漬け卵の黄身(Salt Egg Yolk)をソースにして、エビやチキンに絡めた料理がありましたが、シンガポールでは数年前からクロワッサンやパンケーキのソースに使ったアイデアが人気メニューとなって大ブームとなりました。その極めつきがポテトチップスです。


■黒アヒルのアイコンが目印「IRVINS」を見つけたら、行列してでも買うべし!

ソルテッドエッグのポテトチップスブームに火をつけたのが、シンガポールブランド「IRVINS Salted Egg」です。

黒いアヒルのアイコンが目印。シンガポールでは、8店舗(2018年2月現在)を展開していて、チャンギ国際空港のターミナル2,ターミナル3のトランジットエリアにも入っています。休日はもちろん平日でも長蛇の列、連日午後にはSOLD OUTになるので入手するのが大変なんです。

                                     商業施設「vivocity」内にある店舗の様子

ご覧のように大混雑です。この光景はvivocityが開店してすぐの光景!
すぐに並ぼうと思ったら、店舗から離れたところにさらに列になっていて、50人待ち・・・
購入するのに40分かかりました。これが毎日続いているのだからすごいです。

購入者の中には、家族総出で購入している人、一度購入してまた並び直す人が続出!


■中毒性ありすぎ!止まらないおいしさ!

      「SALTED EGG POTATO CHIPS」大S$16 小S$8

  購入は大きさ問わず、ひとり5袋まで。同シリーズ「Fish Skin」と混ぜての購入可。

日本のポテトチップスよりも若干厚切りのポテト。手に取ると卵黄のソースがしっとりとなじんでいて、パリッとしたポテチの食感とは異なります。食べた瞬間にガツンとくる濃厚な黄身と絶妙なソルト感。これはハマる人が多いのもうなずけます。

     同シリーズ「SALTED EGG FISH SKIN」大S$16 小S$8

「IRVINS Salted Egg」の商品は3つしかありません。ポテトチップス同様に人気となっているのが、白身魚の皮のチップス。魚の皮が分厚くて香ばしさがたまりません。食べ応えもあって、ビールのおつまみにぴったりです。この2商品、好みが分かれるところでもありますが、ブームになるのもうなずけます。


■並ぶのが大変でも大丈夫!他社メーカーからも多数発売

ブームをけん引している「IRVINS Salted Egg」は大行列なので、旅行者には時間が限られてしまうかもしれません。しかし、他社からもたくさん発売されていて、スーパーやコンビニで購入することができます。味の傾向に大きな違いはないので、すばやく入手したい場合におすすめです。

一通り、全商品食べてみましたが、個人的には「IRVINS Salted Egg」が濃厚さも食感もNO.1でした。

★「IRVINS Salted Egg」

*価格は2018年2月現在

SINGAPORE FOOD TRIP

シンガポールを旅しながらその魅力を食を通じて発信 アジアンフードディレクターとして、メディアを中心に活動中