普段はブラック派の人も、シンガポールに来たならば、甘いコーヒーも体験してみて!
シンガポールの朝食の場として、長きにわたり愛され続けている「キリニ―コピティアム」。繁華街であるオーチャードロードエリアの一角に、Killiney通りがあり、昔から地元の人が多く利用するコピティアムとして現在にいたります。
コピは、練乳入りのコーヒーのこと。甘い味わいが、南国の暑さの疲れをいやしてくれます。ブラックコーヒーを好む人には、強烈な甘さかもしれません。しかし、一度飲んでしまうと、妙にクセになる味なのです。
コピの特徴はその味だけではありません。ティースプーンではなく、ミニレンゲがついていることです。これは、下に沈んでいる練乳をかき混ぜるためにあり、このスタイルこそがコピらしいのです。中国系が74%を占めるシンガポールでは、料理以外にもレンゲの活用方法はたくさんあります。それを考えれば、レンゲでかき混ぜることは、いたって日常のことと理解できるでしょう。
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